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サバイバル!―人はズルなしで生きられるのか (ちくま新書) 価格: 798円 レビュー評価:3.0 レビュー数:5 この本は読む人によって評価が分かれるだろう。
要は、読者がこの本を読んで何を考えるかということである。登山は趣味の世界であり、登山が対象とする自然そのものにルールがあるわけではない。ルールはあくまで人間の社会的な意識の産物である。フリークライミングにおいて、クライミングシューズという人工物を使用することをフェアーではないと考える人は素足で登るだろう。クライミングにロープ、カラビナ、カム類を使うことを潔よしとしない人はフリーソロになる。フェアーという意味では、すべてグラウンドアップで、オンサイト、ナチュラルプロテクションを使用した初期のヨセミテでのクライミングがフェアーだが、それで |
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男の行動学―父と息子の教科書 (集英社文庫) 価格: 510円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 流行で作成されたようなアウトドアの書を数冊読むよりも、この1冊を何度も読んだ方がいい。書かれている内容は非常に実用的なものばかりだ。巷でよく見かけるブランドがどうのといったことは一切書いていない。書かれている内容はすべて齊藤氏自らが実際に体験したものだそうだ。だから書かれている内容は大変信頼のおけるものになっている。いい加減な情報など微塵もない。この本を読むとアウトドアの技術的な面だけでなく、自然を相手に様々な道具を使いこなす男としての心構えも教えられる。少し大げさだが、男としての生き方を教えてくれているともいえる。姉妹書の「動物と暮らす」と共に手元にぜひ置いておきたい1冊である。 |
海辺の漂着物ハンドブック 価格: 1,260円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 ビーチコーミングの楽しみ方を様々な角度から解説している本。浜辺に漂着する
ありとあらゆるもの(自然物から人工物まで)を広く網羅して解説しています。
また「海をきれいにしよう」というビーチクリーンに関する記述もあり、我々の
大切な自然環境を維持するための心がけにも触れられています。
初めてビーチコーミングしてみようと思ったもののハテどうしたらいいんだろう?
というような人には適切なガイドブックとなることでしょう。 |
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